時が流れても

2015年12月27日 22:33

係わることが無くなっても折々に思い出す人がいる

父が亡くなった時結婚しようとしていた彼女の事も

出会いは5年前の海外旅行、それぞれが一人で参加していてすっかり仲良くなったらしい

それから土日を利用して旅行をしたり楽しい時間を過ごしていた

私が彼女を知ったのは半年前の6月土曜日に父が自宅に連れてくるようになってから

亡くなったのを連絡すると飛んで来て傍で眠りたいと言ってくれたので

早々に葬儀場に運んでくれといった姉の言葉に流されずに済んだから翌朝近所の方にお別れに来てもらえた

年が明けてから紹介するつもりだったから何も知らなかった姉は理想の父だっただけにショックだっただろう

彼女のことを係わらないように距離を置いたのも仕方なかったと思う

私は張り合いを持って生きてくれるなら彼女の存在もありがたいかなとその当時思っていた

それから土曜日の度彼女の泊まりにくる事も受け入れたけど、それは自分の自宅に帰れないこと まだ家にいた子供の世話も全てパートナーにお願いすることになってしまい私の我が儘だったのだろう

数ヶ月経ち彼女が弁護士を通じて私と姉に遺産分与請求の手紙が届いたり

毎週当たり前のように来る彼女が「実家に来るみたい」と父への思いが薄れているのを感じてから

認めて欲しくても無理だった私が愛された彼女と過ごすことが辛くなってしまった

彼女のおかげで父が私が辛かったことを知っていたと教えてもらえた

・・・でも、態度は変えてくれなかったことも気がついた

縁が切れた後・・彼女が望んだ金額よりはかなり少なかったのだが

私の精一杯で振り込んでみたけど連絡は2度と来なかった

まだ連絡先を持っているけど私からも2度としないだろう

父が幸せの中で旅だったことは間違いが無いのだから感謝してる

あれから8年時が流れても思い出す

幸せな生活をしていてくれたらと今思う 

それは手を離した私の狡さだ

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